東海自然歩道@


箕面から忍頂寺


東海自然歩道はここから始まります。
 報告者   :  山下 隆 
 山行名 東海自然歩道 箕面から忍頂寺
 ルート 阪急箕面駅→ビジターセンター→勝応寺→上音羽山(忍頂寺)→千里中央駅
 山行日 2011年11月23日(水、祝日)  天候 晴れー曇り
 参加者
CL : 山下隆  SL :丸山敏文

男性:石田、北村、坂部、園上、金本、弓仲、西川、小川、梅沢、山口、佐坂 

女性:岡本、染矢、長野、吉津、徳田(幸)

合計 : 18名
 コースタイム
松井山手(6:49)−箕面駅(8:04/8:25)−ビジターセンター(9:50/10:00)−勝応寺(11:20/11:32)ー分岐(昼食)(11:50/12:20)ー湧き水(13:25)−泉原神社(14:20/14:32)―上音羽口バス停(15:05/15:17)ー阪急千里中央駅(16時前)
 山行報告

今回は標識がしっかりしていると予想される東海自然歩道だが、道間違いを起し易い里山や民家を抜ける所もあり、GPS名人の丸山さんに助っ人をお願いした。

前日の夕方の天気予報では午前晴れ・午後小雨だったが、二人の晴れ男が急遽参加となったお陰で、当日朝の天気予報では雨が曇りに変わり、マズマスの予報となる。学研都市線のそれぞれの駅で乗車し、松井山手駅での2両目には総勢18名のにぎやかな面々が揃った。

東京の高尾山まで続く東海自然歩道の第一歩が秋晴れの箕面駅から始まった。行く手の山には朝日を受けて紅葉した山が輝いて気分が高揚する。ところが、箕面の滝への舗装された道々は谷沿いなので見頃には早く、メインの滝もほんの少しの色気しか無い。それにもかかわらす、早朝から予想外の人出だ。滝から一般道路に上がると谷向かいの日の当る山々は紅葉が始まり、今日は期待が持てそうだ。人影は急にマバラとなる。勝応寺に下る分岐点(535m)までは緩やかだが延々と階段等の登りが続き、最後尾を歩くCLはしばし離され、最近の筋トレ不足がたたる。

勝応寺では期待通り、紅葉は見頃で、我らを歓迎してくれた。裏口から境内に入り裏口から出るという忍者ぶり。こんなコトをするから「勝運」に恵まれないのだというつぶやきもあったが、見事に大吉の達磨おみくじを引き当てた方もいた。

 上音羽の集落に入り、自動車道を渡ったところにある案内板に着いた時、目的の「忍頂寺バス停」まで徒歩50分との表示があり、予定のバスの時間まで40分しかないことが判明し、さてどうするか?農作業の方や民家の方々から情報収集し、幸いにも徒歩10分の「音羽口バス停」から、帰路に予定していた茨木駅でなく、反対側の千里中央行きのバスが間もなくあることが判り、全員ホットする。4050分バスに揺られ、ウトウトするうちに千里中央に着く。 箕面から湧き水まではガイドブックの標準時間で歩いていたが、泉原集落周辺からがずれていて、タッチの差で目的地の忍頂寺に届きませんでした。

次は竜王山(510m)にのぼり、摂津峡へと新緑の頃に計画したいです。
 
 11月23日の東海道自然歩道に参加して
 会員NO.179 坂部(八幡市)
 先ずもって言い訳から。今回参加に当り、4月10日の長老ヶ岳以来半年ぶりの参加に周りからは、夜の山友会(談風会)では良く会うが、山では久し振りやな・・・の挨拶で迎えられた。今年はサラーリーマン人生の区切りの年に当り、今後のシニアライフの一貫として、シニア活動・山登り・国内外旅行の3つの目標を中心に余生を楽しむ計画です。その実践を予てより進めていた芦屋市でのシニア活動が毎月第1日曜日と第4土曜日に開催されており、仕事との掛持ちで参加しておりましたので、山友会は日程の関係で参加出来ませんでした。今年の12月からは嘱託勤務となり、フルタイム勤務とはいえノルマも軽減し、のんびり勤務で時間の余裕も出来ると思いますので、今後は積極参加に努めたいと思っております。

前置きが長くなりましが、箕面は実に40年以上振りのハイキングで楽しみにしておりました。前日の天気予報では、曇りのち雨も当日の朝には、快晴で絶好のハイキング日和でした。途中一時的に雨には見舞われましたが直ぐに上がり、上々のコンディションの中を、連続したアップダウンが思ったよりタフなコースに疲れを感じましたが、久し振りのロングコースを満喫できました。

それと、東海道自然歩道は過去に横切ったり、部分的な歩行は何度かありましたが、目的として歩くのは今回が初めての体験。しかも西の起点である箕面からの出発。東の起点は東京都にあり、ギネス認定で世界一登山者の多い高尾山まで総距離1,697km。11都道府県の約90市町村にまたがる大自然歩道とのこと。今後開催される続きのハイキングにも積極的に参加し、出来れば終点の高尾山までの完全制覇???を目指したいと思います。

箕面は、過去会社の保養所が直ぐ近くにあり、若い頃は週末に泊で飲み会や麻雀大会など頻繁に来ており、滝も勝尾寺も車では何度も訪れておりました。今回は“猿に餌を与えると一万円以下の罰金”の為か?引ったくり名人の猿には会えず、また、勝尾寺では、高所より紅葉で映える過去には経験の無かった絶景に感激しつつ、しかも裏口より入場し無…拝観のおまけ付きでした。今回の最終目的地の忍頂寺までは、時間の関係から一歩及ばずのところで終わりましたが、無事北大阪急行の千里中央駅にたどり着き、帰り道での夜の反省会も含め楽しい一日が過ごせました。
 
     
阪急・箕面駅から出発  紅葉の滝道・かなりの色づきでした    落差33mの大滝(日本の滝百選)
     
紅葉を愛で 東海自然歩道を歩く  
     
  勝尾寺と「勝ダルマ達」 
     
  今回のゴール・上音羽口バス停 (次回は此処から) 
写真提供 : 山下さん、 石田さん 梅澤さん